湊川病院看護部

先輩スタッフの声

異業種に就きながら、30代に入り看護の資格を取得。平成22年に「湊川病院」入社。現在、「西3病棟」に配属。

スタッフ1

「慢性期病棟」である「西3病棟」では、患者様の状態に合わせながら、精神状態の安静や日常生活・行動の維持、向上に努め、退院を目指した支援を行っています。病棟業務が主ですが、退院前には患者様と訪問指導のため外出したり、退院後に訪問介護を行ったりすることもあります。

私にとって、湊川病院は看護師として初めての入職先ということもあり、最初は不安だらけでしたが、実務を通した丁寧な指導や研修制度のおかげで、基礎看護や精神科看護の技術を高めることができました。精神科の患者様は伝えるのが苦手な方も多いので、現場では、一人ひとりの微妙な変化を見逃さないよう観察し、丁寧に話を聞くよう心がけながら、日々支援に取り組んでいます。 私自身、多くの業務を同時遂行するのが苦手なタイプなので、大変なときもありますが、周りのスタッフが理解し、しっかりフォローしてくれるのでとても心強いです。まだまだ勉強中ではありますが、今年度からは、実習指導や一次救命研修の指導なども担当することになりました。新しい学びの一歩を踏み出せる貴重な機会をいただいたので、精一杯取り組みたいと思っています。

また、病棟にもよりますが、湊川病院は残業がほとんどなく、休日をきっちり消化できるのも魅力です。モチベーションが高いスタッフが多く、職場の雰囲気も明るく和やかですね。チームワークが強く、サポート体制も整っているので、新卒の方やブランクのある看護師の方、初めての精神科の就職先としても、とてもいい病院だと思います。

看護学校卒業後、リハビリテーション病院、施設勤務を経て、平成16年に「湊川病院」に入社。

現在、「精神科急性期病棟」である「東病棟」で、入院患者の受け入れと看護を行っています。大切にしていることは、患者様にとって、安全かつ安心できる療養環境を提供し、内に抱える不安を軽減すること。もちろん、患者様やご家族の状況、状態に合わせて、常に柔軟な対応ができるように心がけています。

院内には、身体と精神の両面からのケアが必要な高齢者の方や認知症の方など、さまざまな患者様がいます。その方々の急性期症状が落ち着き、元気に退院される姿を見たり、訪問看護時、穏やかに生活される姿を見たりしたときは、うれしい気持ちになりますし、モチベーションが上がります。そのためにも、常に最新の医療やケアを追求し、一人ひとりとしっかり向き合いながら、質の高い看護を提供できるよう、チーム全員で前向きに取り組んでいます。

また、病棟は、雰囲気が明るく、幅広い世代のスタッフがいきいきと働いています。看護職員の個別性を考慮した育成にも積極的で、基礎的な知識・技術の習得や確認ができる教育環境が整っています。有給消化率が高く、長期休暇の取得がしやすいのも当病院ならでは。充実したワークライフバランスが実現できる、とても働きやすい病院だと思います。少しでも精神科に興味のある方は、ぜひ私たちと一緒に働きませんか?

看護学校を卒業後、一旦は他病院へ就職。看護師歴3年。平成25年から「湊川病院」勤務。

スタッフ3

看護学校卒業後は、別の病院に就職したのですが、学生時代の友人が務めていた「湊川病院」の職場環境のよさを聞き、転職を決意。「東病棟」に配属されて、1年が経ちました。

精神科の看護に興味はあったものの、実務経験がない中での転職だったので、最初は不安もありました。入社してみると、現場の風通しの良さや、スタッフの人柄の良さが実感できたので、安心したのを覚えています。仕事で分からないことがあれば全員が丁寧に教えてくれるし、精神科看護の知識や技術を意欲的に学べる研修や教育制度がきちんと整っているので、心強かったです。また、早く現場に慣れたい、仕事を覚えたいという気持ちから、日勤のあと時間があるときは、任意参加で行われる勉強会に参加していました。残業がほとんどないので集中できるし、学んだことが現場でも役立っていると思います。

実際働いてみて思ったのは、スタッフはもちろん、患者様もいい方がとても多いということ。よい関係性が築けたり、他の病棟に移られても声をかけてくれたりすると、本当にうれしく思います。今後も患者様の小さな変化にも気づき、一人ひとりに最適な看護やケアを行えるよう、心がけていきたいです。

働く前は、「精神科は怖い」「働きづらい」など、そんな声を聞くこともありましたが、実際働いてみて、そんな不安は全くありませんでした。むしろイメージを覆されることが多かったですね。精神科に少しでも興味のあるなら、この現場はとてもやりがいがあると思います。

看護師歴3年。看護学校を卒業後、「湊川病院」入社。現在は、救急病棟の「東病棟」に勤務している。

スタッフ3

湊川病院に入社する前、職場の見学をさせていただいたことがあるのですが、ほかの病院と比べて男性スタッフが多いこと、和やかでギスギスした雰囲気が感じられなかったことなど、病院全体のイメージがよかったのが印象的でした。

入社後は「東病棟」に配属。実際、スタッフ同士が仲良く、職場全体が明るい雰囲気なので、とても働きやすいですね。それに、どの看護師も、患者様一人ひとりに対する対応が、きめ細やかで丁寧。多忙になるとついおろそかになったり、厳しくなったりしがちですが、ここのスタッフは、それがありません。見習うべき点がたくさんあるので、私自身もいつもよい刺激をいただいています。

看護師としてうれしいことは、入院されたばかりの不安定な患者様が、コミュニケーションを重ね、看護を続けるうちに、本来の自分に戻られたり、穏やかな状態に回復されること。諦めないでよかったと思います。また、仕事をしていると、さまざまな問題に直面するのですが、「本当にその判断でいいのか」「偏って物事を捉えていないか」を意識して行動するよう心がけています。とはいえ、なかなか難しく、状況も異なるので、あとで振り返ったとき疑問が残ることもしばしば。患者様にとって迅速かつベストな行動や判断ができるよう、現場の経験を積みながら、看護の質を追求しながら、「自分を客観視できる力」を養いたいと思っています。

看護師歴23年。医療関係の仕事に就いていたが、精神科の看護に興味があり、「湊川病院」に入社。「東病棟」では4年目。

スタッフ3

転職を機に、もともと興味があった精神科の看護に携わりたいと思い、病院を探していたところ、湊川病院に興味を持ちました。近年、精神医療を取り巻く環境が大きく変化し、専門病院も増えてきましたが、こちらは、以前から「精神科」一本で発展してきた病院。その経緯や専門性、功績などをふまえて検討した結果、精神科の看護を勉強するなら、こちらだと思い、就職を決意しました。

私が看護を行う上で常に意識をしていることは、常に相手の立場に立ち、丁寧に聞き、対等な態度で接することです。患者様とコミュニケーションがしっかりとれたり、日を増すごとに状態がよくなったり、地域移行できるほど回復されたりするのを見ると、素直にうれしいですね。また、同じ看護師はもちろん、医師や作業療法士の方など、皆さん人柄が穏やか。チーム全体に活気がありますし、職場の雰囲気はとてもいいと思います。

どのスタッフも話していますが、湊川病院は、日々のOJT以外でも、精神科看護の知識、技術ともに勉強できる教育制度や研修が充実しています。私もそうでしたが、精神科の実務経験が少ない、またはない方でも、安心して働けるのではないでしょうか。専門病院として培われてきたノウハウを軸に、最新の医療・看護を積極的に取り入れようとする姿勢、スタッフの人柄、職場の雰囲気など、どの要素を見ても「働きやすい環境」だと分かると思います。